「想い」をつなぐ金継ぎ
漆でうつわをよみがえらせる
日本の伝統技術
金継ぎとは、漆を使ってうつわの割れや欠けをお直しする伝統のお直し方法です。 割れた部分を漆でつなぎ、本金、本銀または色漆でお化粧をしながら仕上げます。
漆でうつわをよみがえらせる日本の伝統技術
金継ぎとは、漆を使ってうつわの割れや欠けをお直しする伝統のお直し方法です。
割れた部分を漆でつなぎ、本金、本銀または色漆でお化粧をしながら仕上げます。
思い出をつなぎながら
生まれ変わらせる
割れてしまったものや欠けてしまったものも、金継ぎで新しい表情に生まれ変わらせることができます。漆工材料販売ショップにこもった思い出はそのままにお直しが可能です。
金継ぎの流れ
鹿田喜造漆店が実際に行っている金継ぎの流れをご紹介いたします。
天然素材100%!古来からの接着剤
水、小麦粉、漆を練り合わせて出来た100%天然素材の接着剤「ムギ漆」にて割れ、欠けを接着します。
このムギ漆、非常に強力でちょっとやそっとの力では剥がせません。
時間をかけて強力に硬化
ムギ漆で接着した後、完全硬化まで約1ヵ月間、しっかり寝かせます。
納期が約3ヵ月かかる理由の一つがここにあります。「寝かせ」は、その後の強度に影響する大事な作業です。
その後、水、砥之粉、漆を練り合わせて出来た100%天然素材のパテ「錆び(サビ)」を使用し、穴埋めや形の調整を行います。
何度も塗り重ね
接着した箇所に漆を塗り重ねていきます。漆を塗る予定箇所を研いで、漆が食いつく足場を作ります。「漆を塗る→2~3日乾かす・研ぐ→漆を塗る→2~3日乾かす」
この工程を3回ほど行う事で、ワンランク上のキレイな仕上がりとなります。
金でお化粧
金をしっかり付着させるための絵漆(えうるし)を塗り込み、その上から金粉を蒔きます。
当店では金・丸粉(まるふん)を使用します。丸粉は高価ですが、粉の一粒一粒が球型で厚みがあります。
丸粉を使用することで、摩擦に強いしっかりとした仕上がりになります。
磨き上げ
石粉を指にとり、しっかり丁寧に金を磨いていきます。根気よく磨いていくと、金が徐々に光り始めます金は磨き上げることによって初めてひかります。
全体がキレイに光り、ついに完成!!
お直し参考価格
スクロールで全体が見られます。
破損の大きさ | 欠け | 欠け (破片がない) |
ヒビ (裏表の長さの合計) |
割れ |
---|---|---|---|---|
…金継ぎ…銀継ぎ…色漆 | ||||
3mm角以内 | ¥3,000¥2,600¥2,400 |
¥4,000¥3,600¥3,400 |
20mm以下 ¥4,000¥3,400¥3,200 |
裏表の両方のお直しになります。 割れの数や形状により価格が変わります。 ¥7,800~¥6,240~¥5,850~ |
6mm角以内 | ¥5,500¥4,100¥4,000 |
¥6,000¥5,100¥5,000 |
¥6,000¥4,800¥4,500 |
|
10mm角以内 | ¥7,800¥6,240¥5,850 |
¥9,800¥8,240¥7,850 |
60mm以下 ¥8,000¥6,400¥6,000 |
|
15mm角以内 | ¥10,500¥8,400¥7,900 |
¥13,500¥11,400¥10,900 |
80mm以下 ¥9,000¥7,200¥6,750 |
※ サイズの目安となるもの(定規など)と一緒に写したお写真をお問い合わせから頂けましたら仮見積りをさせていただきます。
上記以上の大きさや複雑な破損などの料金はお問い合せください。
送付方法
鹿田喜造漆店では2種類の方法で金継ぎを受け付けております。
送付の場合
- ・うつわ
- ・破片やパーツ全て
- ・緩衝材
- ・ダンボール
1.パーツや破片はすべてお送りください。
2.パーツは一つ一つ包んでください。
3.4.底や側面にも緩衝材を入れてください。隙間もしっかり詰めると輸送時の割れの予防になります。
お支払いはお振込みでお願いいたします。
恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。ご入金確認後、お直しを開始させていただきます。
お直し完了後、当店にお送り頂きました状態でお返しさせていただきます。
お持ち込みの場合
- ・うつわ
- ・破片やパーツ全て
アクセスはこちら >
お支払いは現金またはお振込みでお願いいたします。ご入金確認後、お直しを開始させていただきます。
お直し完了後、ご持参頂きました状態でのお返しさせていただきます。
このホームページを通じて、ご注文・ご質問等を承っております。
もちろん、お店の方にいらしていただければ、より詳しくご理解いただけるかと思います。ぜひお気軽に足をお運びください。
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