色漆の濃緑色での仕上げをご希望されました。 表側は、割れに沿って細かいヒビが入っていました。 そのままの線で仕上げてしまうとトゲトゲしくなってしまうので お客様に相談し、柔らかく見えるようヒビの線を少しアレンジさせて頂きました。 割れ目とヒビの濃緑の線がツタのように見え、柔らかさは出せたと思います。 仕上がりに大変喜んで頂けました。

金継ぎした器が欲しいとの要望がありましたので製作しました。 この他、店舗にて数点販売しております。

割れの先端からお茶碗ではめずらしい長いヒビが入っておりました。 金継ぎ後はその長いヒビがとても素敵なアクセントになったと思います。

裏側からの見た目は青色が見えるよう処理しました。 金も迫力があり、とてもきれいに仕上がりました。

グラスの飲み口の欠け、ヒビのお直しです。 外側は小さく、内側が広く欠けた状態でした。 ガラスは透明のため、金継ぎした箇所の裏側も見えてしまうのですが その裏側からの見え方の処理が難しいところです。 通常、裏側からの見た目は少し暗くなるのですが、今回のグラスはキレイな？欠け方　またそこからのヒビでしたので、 全体的に明るくスッキリとした仕上がりとなりました。

「カップ」と「取って」のところできれいに2つに割れていました。比重がかかるところは和紙で補強しております。ちょうど口の部分に割れが来ており、金継ぎ後はどうしても口輪みたいになってしまいます。何とかかわいく見えるようぷっくり感をだして仕上げました。

強度を出すため、割れの接着部分を和紙で補強して仕上げました。 少し膨らみのある補強部分が、マグカップのかわいい柄と調和し 全体的にとてもかわいい仕上がりとなりました。

6パーツの割れ、欠損部2箇所のお直しでした。 割れたパーツ同士のつながりが良く、とてもスッキリとした仕上がりとなりました。

半分に割れ、そこからさらに割れ、ヒビ、というお直しでした。 内側はキレイに割れてくれていた事もあり、スッキリとした見た目となるよう 意識して作業させて頂きました。 外側は割れからの欠けなどもあり、その分線も太くなり、少し迫力ある仕上げとなりました。 内側と外側で表情が変わり、味わい深い仕上がりとなりました。

金継ぎ開始後、ヒビの箇所に漆を染み込ませていきます。 その際、今まで見えていなかったヒビが浮いてくることが、しばしばあります。 今回はそれがわりと顕著に表れました。 ヒビ自体は薄いものでしたが、お直し後漏れなどが起こらぬよう しっかりとした線で仕上げました。

かなり細かく割れており、湯呑の形の再現が大変でした。 完成後はかなり金線が入る事になるので、なるべく細い線を意識して 作業しましたが、それでも内側、外側どちらもとても迫力があり、 豪華な仕上がりとなりました。

裏表にスーっとヒビが入ってました。 内側は白地でしたので、スッキリ見える様、 流れを感じる線を意識して仕上げました。

欠けからのヒビが、キレイに真っすぐ入っていました。 お直し後の線はスッキリ見える様意識しました。

すり鉢の表情に合うよう、造形の段階から力強さを意識して仕上げました。

ワンポイントのかわいらしい仕上がりです。

割れたの部分が少し膨張？したためか、継ぎ合わせ調整が難しいお直しでした。 継ぎ目の金は迫力があり、堂々とした仕上がりです。

湯呑の色合いと、銀の渋みがとてもいい雰囲気だと思います。 お直しの線がゴツゴツしすぎないよう、バランスを見ながらお直しさせて頂きました。

金彩のカップに金継ぎの金がよく似合います。

花瓶の大きさとバランスが取れるよう、線は高上げし、しっかりとした線を意識して お直しさせて頂きました。

お直しの線が猫の絵と馴染むよう、線に丸みが出る様に意識しました。 とてもかわいい仕上がりになったと思います。

汁椀に入ったヒビのお直しです。色漆の赤は摺漆のお椀と相性がピッタリです。

漆の白は肌色？クリーム色？になります。 漆には樹液の色があるのでこのようになります。

こんなにきれいに直ってくるとは思っておらず驚きました。 金の部分がかっこいいです。 またピンクで塗ってもらった部分もかわいくて大満足です。

細かい傷がたくさん入っていたので、消してもらいました。 色がグッと締まった感じになり落ち着きが出た様に思います。 ありがとうございました。

とてもきれいに仕上げて頂きました。 割れる前より愛着が湧いてしまいました。 ありがとうございました。

派手に割ってしまい、破片がない箇所もあったのですが大丈夫でした。

先代から受け継いだ器だったので、美しく修復できてよかったです。金継ぎをすることで他のうつわとは少し違う風合いが出て、お店に来てくださるお客様にも好評です。